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前振り |
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鬱々としているのを見かねたのか、後輩が耳もとで「ミラバッシ来ますよ」。そうでした、“AVANTI !”を「これいいよ〜」と紹介したことがあったのでした。で、チケットの手配をしたくれた彼は、結局忙しくて来れず・・・すまん！ “もっきりや”というのは金沢では老舗のライヴ・ハウスで、最大120人入ったことが・・・と豪語しているものの、どう考えてもその半分のキャパシティ。今回は、大阪〜富山の公演のついでに急遽立ち寄った形になったようです（格安4,000円！）。 |
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一抹の不安 |
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ピアノの調子があまりよくなく、直前まで調律師の方がいじっていたものの、確かに響きが変（ちょっと待て〜）。はじめの数曲は弾いていて落ち着かない風でしたが、アクションの調子のせいだったのか（ホント？）後半はあまり気にせず聴けました。  |
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本番！ |
一曲目は“El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido”｡音が出た瞬間に固まりかけましたが、ピアノが歌っている上に、本人もかなり“唄って”いるので、一挙にリラックス。キース・ジャレットやグレン・グールドが唄うのは有名ですが、ちょっとびっくり。二曲目は“Le
Chant Des Partisans”、途中からスイングしまくり。実際に目の前（ほぼ2メートル）で見ていると、タッチの“しなやかさ”に大感動。三曲目はオリジナルの“Lullaby”。この辺からお客さんもほぐれてきて、なんか普通のジャズ・ライヴ状態。アンコールは“Yesterdays”で締めてくれました。エキゾチックなムードで始めた曲の前半は“右手”だけ・・・大事なのは“表現したい何か”だという当たり前のことを、改めて思い知らせてくれました。オフィシャルなヴィデオ撮影が入っていたので、そのうちDVDになるかもしれません。 |
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出演者 |
 Giovanni Mirabassi (p) Gildas Bocle (b) Louis Moutin (ds) |
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最後に |
下の写真は、関係者に阻止されつつもらったサインです（金沢のお客さんはおとなしいので、こんなやんちゃなことをしたのは私だけだったようでした､笑）。 |
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